尾瀬関連記事尾瀬子どもサミット開幕 自然の大切さ学ぼう
2007/8/1掲載
尾瀬を取り巻く本県、新潟、福島三県の小中学生六十人が集い、自然の大切さや環境問題を学ぶ「尾瀬子どもサミット」(県教委など主催)が三十一日始まり、福島県桧枝岐村の尾瀬沼ヒュッテで開会式が行われた。 本県の参加者二十人は大清水口(片品村戸倉)から入山。ヒュッテまで約六キロを四時間かけて登った。到着後は他県メンバーと和やかに交流した。 式では、幹事県の福島県の菅家敏之同サミット本部長が「尾瀬国立公園が単独で誕生する見通しで、今回は特別な子どもサミットになる。有意義な四日間を過ごしてください」とあいさつ。 続いて班ごとに分かれ、自己紹介をしたり、班での役割を決めた。田崎陸君(10)=沼田升形小5年=は「歩くのが疲れました。二日目は何をするのか楽しみ」と話していた。 二日目となる一日は、尾瀬沼周辺の散策や尾瀬ケ原でのハイキングが予定されている。 一九九四年から始まった同サミットは、子供たちが自然に触れることで、環境問題への意識を高めてもらうのが狙い。 |