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群馬県のニュース

自民5氏が優勢 半数が投票先未定 群馬県内選挙区 

更新日時:2017年10月12日(木) AM 06:00
 第48回衆院選について、上毛新聞社は11日、共同通信社が10、11両日に実施した電話世論調査と担当記者の取材を基に群馬県内5小選挙区の情勢を分析した。公示前に5議席を独占していた自民党は1~5区で他党をリードし、優位に戦いを進める。希望の党は1、2区で、立憲民主党は3区でそれぞれ自民を追う展開。共産党、社民党は伸び悩んでいる。ただ各選挙区ともおよそ半数が投票先を決めておらず、情勢は流動的だ。

 《1区》
 尾身朝子氏(自民)は各年代に幅広く浸透し、自民支持層の8割、公明支持層の5割弱をまとめる。前橋、沼田両市をはじめ選挙区全域で安定した支持を集める。宮崎岳志氏(希望)は希望支持層の6割、立憲民主支持層の4割をまとめた。無党派層を取り込めるかが鍵。店橋世津子氏(共産)は共産支持層を固めるが、支持に広がりを欠いている。

 《2区》
 井野俊郎氏(自民)は10、20代の支持が高く、全域で満遍なく支持を得る。自民支持層の6割、公明党支持層の4割をまとめ、やや優勢。石関貴史氏(希望)は希望支持層の9割超を固め、自民、公明、立憲民主、社民の支持層にも食い込む。30、40代の支持が高いが、無党派層では伸び悩む。長谷田直之氏(共産)は共産のほか、立憲民主、社民の支持層にも浸透する。

 《3区》
 自民支持層の8割弱を固める笹川博義氏(自民)が選挙区内に広く浸透し、優位な展開。30代以上の各年代で支持を集め、希望、公明の支持層の3~4割程度の支持も取り付けている。長谷川嘉一氏(立憲民主)は立憲民主、共産、社民の支持層を固めたほか、公明、希望の支持層の一部からも支持を得る。地盤で大票田となる太田市では伸び悩んでいる。

 《4区》
 福田達夫氏(自民)が30代、50代でともに5割超となるなど、幅広い世代の支持を集める。自民支持層の約9割を固めた。不破弘樹氏(希望)は20代の3割超、無党派層の2割弱から支持され、それぞれ福田氏を上回るが、全体的にはリードを許している。萩原貞夫氏(共産)は共産支持層をほぼ固め、立憲民主支持層の2割強を取り込むが、支持が広がっていない。

 《5区》
 強固な地盤で7選を目指す小渕優子氏(自民)が、幅広い世代の支持を集めてリードする。自民支持層の9割近くを固め、無党派層の2割弱も支持する。公示直前に出馬表明した猪口幸子氏(希望)が続く展開で、30~50代の2割弱が支持する意向。伊藤達也氏(共産)は共産支持層を固めた。高橋宣之氏(社民)は社民支持層を固めたが、苦戦を強いられている。

◎自民が3割超 比例北関東
 比例代表北関東ブロックの投票先は、自民がトップで34.5%を占めた。次いで希望が13.4%となっており、立憲民主8.4%、公明5.8%、共産4.6%、維新1.7%、社民0.7%などと続いた。「分からない・無回答」は30.7%だった。

 今回の衆院選に対する県民の関心を調べたところ、「大いに関心がある」は27.8%で、同じ北関東の茨城県(26.6%)、栃木県(22.4%)をやや上回った。「ある程度関心がある」は42.9%、「あまり関心がない」は20.3%、「まったく関心がない」は9.0%だった。

◎期日前投票始まる 衆院選
 第48回衆院選の期日前投票が11日、県内35市町村の計58カ所で始まった。

 前橋市役所は1階に投票所が設けられた=写真。11日は451人が投票し、市内の会社員、登坂巧さん(34)は「雇用改善や景気回復に期待して1票を投じた」と話していた。期日前投票所は最終的に県内86カ所に設けられ、県選管は12日以降、前日までの集計結果を公表する。

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