文字サイズを変更する
小
中
大
 

群馬県のニュース

ザスパ勝てず3連敗 監督 進退に言及 

更新日時:2017年8月12日(土) AM 06:00
 サッカー明治安田J2第27節は11日、前橋市の正田醤油スタジアム群馬などで行われ、ザスパクサツ群馬は1―2で讃岐に敗れ、3連敗となった。リーグは11戦連続勝ち星なしで、通算4勝2分け21敗の勝ち点14。順位は最下位のまま。次節は16日午後7時から、アウェーで山口と対戦する。

 ▽第27節(2)正田醤油スタジアム群馬(1勝1敗)
讃岐4勝8分け15敗(20) 2(1―0)1 ザスパ4勝2分け21敗(14)
              (1―1)
▽得点者【ザ】姜修一(3)【讃】武田(2)馬場(5)
▽観衆 2589人


 ザスパは前半13分、GK牲川のクリアミスから1点を失った。後半はFW高井、MF石田を立て続けに投入し、23分にMF松下のシュートのこぼれ球をFW姜が押し込んで同点としたが、試合終了間際に相手のカウンター攻撃から1点を奪われ、降格が近づく痛い1敗を喫した。

◎またも凡ミス
 点の失い方がひどすぎる。落としてはいけない一戦で、ザスパはまたぶざまな一面を露呈した。前半13分、DF高瀬優孝が自陣で奪ったボールをバックパス。「(前線へ)蹴ってもらおうと」。優しいパスをGK牲川歩見がトラップミスした。

 はじいたボールを相手FWが受け、浮き球パスに詰めたDFがヘディングシュート。あきれるくらい繰り返した「もったいない」失点で勝機は一気にゼロへ近づいた。

 「やってはいけないミス。試合を壊してしまった」と牲川は反省しきりだったが、反射的に「何度目?」と尋ねたくもなる。開幕節の長崎戦の初失点からアウェー金沢戦の決勝ゴール、岐阜戦の2点目…。イージーミスで試合を台無しにする。

 ミスの少ないGK清水慶記がいるにもかかわらず起用した理由を森下仁志監督に問えば、「潜在能力」「将来」「経験」と並べて「僕の責任」とあやふやな答え。全力を出し切ってようやく渡り合える相手に、育成の意味合いが強そうな若手起用がはまる確率がどれほどか。「降格待ったなし」の現状を理解できているか、疑いたくなる。

 試合を振り返れば、シュートは相手に倍する10本を打ち、CKは6倍の12本あった。鋭いカウンター攻撃でシーズンを戦い、決定力が洗練されてきた感のある相手に対して、こちらの武器は見えてこない。

 「いくらいいクロスを上げても…」とは高瀬。スタイルの確立はどこへやら。次戦でシーズンは3分の2が終わってしまう。(椛沢基史)

◎進退に言及…森下監督
 ザスパの森下仁志監督が讃岐戦後、自身の進退に言及した。試合終了後1時間ほどゴール裏に居残ったサポーターに対し、「(都丸晃)社長と(菅原宏)GM(ゼネラルマネジャー)と私の進退を含めて話し合う」と述べた。

 森下監督は試合後、記者会見対応などのためロッカールームに引き上げたが、1時間ほどして戻った。抗議の声を上げ続けるサポーターに対し、拡声器を使って伝えた。

 フロントの刷新を求める声も上がり、都丸社長は「皆さんの意見は今月の役員会で伝える」と話した。サポーターとの話し合いを求める声には、橋本毅夫GM補佐が「調整ができ次第、開く」と約束した。菅原GMは姿を現さなかった。

※詳しくは「上毛新聞」朝刊有料携帯サイト「上毛新聞ニュース」でご覧ください。

ザスパクサツ群馬―カマタマーレ讃岐 試合終了のホイッスルを聞き、天を仰ぐFW姜=正田醤油スタジアム群馬

 

森下監督(右)に抗議するザスパサポーター