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群馬県のニュース

かまちの思い 歌声に 加藤登紀子さんと群響が初披露 

更新日時:2017年9月12日(火) AM 06:00
 歌手の加藤登紀子さんと群馬交響楽団による公演「百万本のバラコンサート」が10日、高崎市の群馬音楽センターで開かれた。才能あふれる絵画や詩を残しながら17歳で早世した山田かまち(1960~77年)の詩に、加藤さんが曲を付けてCD化した「生きる」が初披露され、会場は大きな拍手に包まれた。

 加藤さんは昨年5月に同市山田かまち美術館を訪れ、「生きる」の詩に感銘を受けて曲を制作。作曲家の千住明さんの編曲で、7月に市内で群響とレコーディングした。

 加藤さんはかまちについて「生きることをむさぼるように、1分1秒を逃さずに情熱的に生きた人だと思った」と語り、「生きる」を披露。「おまえの生き方をつらぬけ」「生きることを生きろ」といったかまちの言葉を力強く歌い上げた。かまちの詩「愛する者はくじけない」の朗読もしたほか、かまちと同い年という千住さんをステージに招き、作品について話す場面もあった。

 「ひとり寝の子守唄」「知床旅情」といったヒット曲をはじめ、「愛の讃歌」などのシャンソンも熱唱。最後に歌った「百万本のバラ物語」では高崎第九合唱団約160人と共演した。

 公演は高崎音楽祭(同委員会、市主催)の一環。CD「生きる」(1620円)はラジオ高崎、高崎観光協会、群馬音楽センター、市山田かまち美術館で販売している。

※詳しくは「上毛新聞」朝刊有料携帯サイト「上毛新聞ニュース」でご覧ください。

群馬交響楽団と高崎第九合唱団と共に「百万本のバラ物語」を披露する加藤さん

 

千住さんとかまちについて語る加藤さん(右)