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◎地域活性化の一助に 今回はまず初めに私たち、社団法人藤岡青年会議所が取り組む今月の事業の中で、群馬ダイヤモンドぺガサスの支援について、取り上げたいと思います。 今年のまちづくり事業の一つの柱として、本県に誕生したプロ野球チーム、群馬ダイヤモンドぺガサスを、年間を通じて応援していきたいと考えています。そして昨年より小林宣行理事長が、藤岡市への試合誘致に声を上げ、関係各位のご尽力により、二十一日に藤岡市民球場で、新潟アルビレックスBCとの試合開催が実現しました。 藤岡青年会議所主管により、当日は地域活性化啓発事業と称し、野球というスポーツを通じて、地域の方々とともに藤岡市の活性化を図りたいとの思いのもと、運営やその他の事業に臨みます。 当日に向けて、関口剛史担当委員長を中心に会議や見学等を重ね、会員一丸となり精いっぱい取り組んでいきたいと結束を固めています。そして群馬ダイヤモンドぺガサスを通じての地域活性化が、本県の活性化の一助になってほしいと期待しています。 次に前回(四月十八日付)まで何度か取り上げてきました市民討議会についてですが、『ふじおか市民討議会〜まちづくり2008』という名称のもと、八月二十三日および二十四日に開催することが決定しました。討議会のテーマは『安心安全のまちづくり(子供やお年寄りの方にとって、安全安心なまちとは)』を予定しています。 市民討議会の説明につきましては、以前、この欄で触れていますが、意見の中立性、公平性を保つため、十八歳以上の市民の中から千人の方を無作為抽出し、参加者を募ります。先月二十三日付で、藤岡市民の方々の中から、千人の方に参加依頼書をお送りしていますので、お手元にお持ちの方はぜひご協力をよろしくお願いします。 藤岡青年会議所では現在、地域住民の生の声を行政に届けるといった真の住民参加型社会の構築に力を入れています。一部の意見や偏った立場からの意見ではなく、地域住民の総意という観点から、この無作為抽出の手段を採用しました。藤岡市にとって初めての試みとなりますので、結果の予測は難しいですが、この市民討議会が行政そして住民にとって役立つシステムとして、第二回、第三回へと続いていくことを切望します。 私たちは市民討議会という手法を提供して、住民参加型社会のシステムを構築することが、これからの地域主権をイメージした時に、重要な役割の一つになると考えています。 (上毛新聞 2008年6月13日掲載) |